みかんおっさんのお酒日記 7.韓国コーリャン酒ー壽星(スーソン) ベガール



12月のある日、スーパーに買い物に行って気づいたらお酒コーナーにいました。

その中で発見したミミズク柄の瓶のお酒。

正直に何も考えずに安い値段だったので瓶の可愛さだけで手に入れました。









片手にギュッと持てる小さくてかわいい瓶

ミミズク柄の瓶に、キャップにもマスコットのミミズクが描いてある



製造社のスーソンコーリャン酒によるとミミズクは長寿、名誉、知恵と福を象徴するらしい

特に西洋ではミネルバがミミズクと関係があり、ギリシャの神話で知恵と戦争を象徴する女神、アテナと同一される。

その影響で色んな作品でミミズクに訪ねて知恵を求めるシーンがある

この以外にもハリーポッターシリーズで魔法使いが伝令で愛用するコノハズクもいる

コノハズクはミミズク科だから似たようなものですよね。



 

ー映画「ハリーポッターと賢者の石」ポスターのミミズク



魔法使いといえば思い出す賢者のイメージがミミズクにも投影されているのだ

それに、特有のカリスマあふれる顔面のため近づきにくい気がしてさらに奇妙さも感じる動物である






※ イメージと同様におちょこでぐい吞みはやめましょう



壽星(スーソン)ペガール

36%vol / 125ml

スーパーで買える


慶北(けいほく、キョンサンブクト)大学醗酵生物工学所と業務協力を結んで研究し、中国の瀋陽工場で生産中だ。

記事の準備のため本社のホームページを覗いたら心構えが変わっているのが分かる。

特に”大邱の伝統で大陸を飲む”というキャッチフレーズが目立つ…


まあ…うまく売れるものならいいでしょう

覇気は認める


1927年大邱 高麗酒造場から初めて1958年東天白酒の前身になったとかいうけど、

僕にはうまいかまずいか、それが重要だ


キビを漢字で書くと高粱(こうりょう)といいますが、キビを醗酵して、蒸留するとコーリャンになる

おちょこに半分注いで記事を書く準備をしているとかすかに広がる芳香がいい

あまり濃厚でもなく薄くもないほど良い香りが中国で留学していた頃しばしば飲んだバイチュウ(白酒)よりいい


一般のコーリャンは強いアルコールで舌先から強烈ですが

このペガールはそんなのなくやさしいのど越しである

それでも、コーリャンなのでのどを温める機能はある


普通に飲める焼酎の特有の薄い味、アルコールの香りがなくなったところをコーリャンが入れ替わった想像をしましょう






アルコール度数が高いので(36%) ウォッカみたいに冷凍室に入れて飲んでみた

写真のように3割程度でもチャミスルよりツヨイ


ウォッカみたいなのど越しになるが、香りが死んでしまった

のど越しは普通のより柔らかく涼しいけど、普通のより上ではない

常温保管して飲むのが一番みたいだ

でも、チャミスルよりはマシ




お冷に1:1か1:2で割った飲み方や各種のジュースで割る方法まあるけど

割った時点でコーリャンの香りがなくなってしまう

自分の好みで飲むのが一番だけど

みかんおっさんはコーリャンをカクテルにして飲まずにストレートで飲むのをお勧めする




+余談


この記事のために公式ホームページを何回も開いて発見したものがあるけど


https://www.soosungliquor.com/2-cyrw


会社の製品を紹介するページに広告があった

この会社、お酒より広告の収入が高いんじゃないかな

面白い会社だね



みかんおっさんは未成年に飲酒と飲みすぎを勧誘しません

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